株式会社アーバン・コネクションズ
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2026年10月13日掲載
個人情報の適切な取り扱い。それはプロフェッショナルとして当然の責務。
ビジネスにおいてコミュニケーションは必要不可欠。
グローバル化に伴い、言語や文化の違いなど、コミュニケーションはより複雑さを増しています。
株式会社アーバン・コネクションズは、1990年の創業以来、翻訳・通訳のプロフェッショナルとして、企業や行政のコミュニケーションの課題解決に取組み、より円滑で効果的なコミュニケーションの実現に貢献しています。
2026年にPマークを取得された同社に、取得に至った経緯や背景、そして自治体の助成金制度の活用についてお話しいただきました。
お話を伺った代表取締役 ラーリ・グリーンバーグ様
会社概要
株式会社アーバン・コネクションズ
本社の所在地:東京都品川区北品川5丁目5番15号
1990(平成2年)年設立/従業員数28名(2026年10月13日時点)
業務内容
- 翻訳
- 通訳者派遣
- コミュニケーションコンサルティング
- インバウンド・海外取引のサポート
- リサーチ調査 など
取り扱う個人情報
- 上記業務で取り扱う個人情報
- 取引先担当者情報
- 自社従業者情報
- Pマーク付与…2026年2月13日、登録番号…19001716(01)
インタビュー
自社の個人情報管理体制を再確認する機会として、Pマークを活用。
2026年2月にPマークを取得されましたが、取得に至った経緯や背景について教えてください。
弊社は翻訳・通訳、コンサルティング、インバウンドや海外取引のサポート、リサーチ調査などのサービスを提供しているため、クライアントとの取引の中で、個人情報や機密情報を預かる機会が多くあります。ですからPマークを取得する前から、クライアントの情報を守る姿勢を当たり前に持っていましたし、情報管理についても注力して取り組んできました。だからこそ、自社の個人情報の管理体制には自信を持っていたのです。
その上で、外部機関からも自社の取組み内容を確認・検証してもらうことで、より確実な個人情報の管理体制を構築したいと考え、第三者認証制度であるプライバシーマークの取得を決めました。
実際の業務や取り扱う個人情報について、事例を教えてください。
弊社が携わっている中で誇りに思っている仕事がいくつかあります。
例えば品川区と連携して実現させたヤングケアラー支援事業は、非常に社会貢献度が高い仕事です。
直接ヤングケアラーがいる家庭へ訪問し、必要に応じて通訳などのサポートを行うのですが、複雑な事情を抱えている場合も多くあります。日程調整などで苦労する場面もありましたが、支援の手を届けられるようフレキシブルに対応しました。
そして家庭訪問ということで、訪問先の個人情報など、非常にセンシティブな情報を預かるため、取扱いを慎重に行う必要があります。仕事を受ける前の守秘義務の確認はもちろんですが、本件に関わるスタッフや通訳者についても十分に配慮して選出しました。
今回Pマークを取得される際に、品川区の助成金制度をご活用されたそうですね。
はい、日頃から事業に有益な情報がないか、意識的に情報収集をしています。
とはいえ、助成金があるからPマークを取得したわけではありません。Pマーク取得を決めた上で、品川区の助成金制度を知る機会があり申請をしました。
この助成金制度のように、区が情報保護に取り組む企業へ向けて支援を行っていることは、非常に素晴らしいことだと思います。そして「自社の個人情報への取組みを、区も推奨している」という事実にも肯定感が高まりました。
会社としてやるべきことをやる。そのための労力は苦労ではない。
Pマーク取得に向けた取組みにおいて大変なこともあったのではないでしょうか?
いえ、大変だとは感じませんでした。
個人情報の管理体制を改めて確認するためにPマークの取得を決めましたから、そのために必要な労力や作業は、当たり前に取り組むべきものだと考えています。
だからこそ、そこに対して苦労を感じるということはありませんでした。
そして、弊社は行政機関と多く取引がありますが、当然ながら、そういったクライアントは個人情報の管理体制が整っていますよね。つまり弊社に対しても同様に高水準の管理体制が求められますし、弊社もそれに応えなければなりません。
また、弊社はBtoB企業ですので、BtoC企業のように膨大な数の個人情報は取り扱っていません。業務の中でどのような個人情報を扱い、どのように管理し、そしてどのような漏洩リスクがあるのか、状況を把握しやすいのです。ですから、比較的スムーズにPMSの構築ができたと思います。
社員教育はどのように行いましたか?
まず前提として、弊社はクライアントのコンプライアンス資料や機密情報の翻訳なども行っているので、もともと情報を扱う意識が高い従業員が多いです。
その上で、独自のセキュリティ対応をしていた部分もあり、それはそれで機能していたのですが、社員教育の実施にあたり行政機関などが実施する公的なセキュリティルールの再確認ができたことは有益であったと思います。
具体的な教育の準備としては、Pマークのポータルサイトや、情報技術関連のサイトに事例がたくさん出ているので、どのような場面で事故が起こりやすいのか情報収集を行ったり、社内ルールの中でミスが起こりやすい箇所などを確認したりして、教育内容に組み込むようにしました。
そして実際の教育手段としては、Eラーニングを使用しています。弊社には在宅勤務や国外で働く社員もおりますから、全員が必要な時に必要な教育を受けられるように工夫しました。
教育を行うために情報の蓄積をするのは少々手間がかかりますが、教育の結果、全社的に一層セキュリティに敏感になったと思います。それに、もともとセキュリティ教育はやらなければいけないことでしたから、PMS構築に含まれていることによって教育を行いやすくなりました。
Pマークが社員の自信に。
Pマークを取得したことで効果を実感した場面はありますか?
取得したばかりなので、売上において顕著な効果を感じるわけではありません。
ですが、Pマークを取得したことで、これまでの自社の個人情報保護の取組みについて再確認できた部分もありますし、見直すきっかけになりました。そのため、取得には価値があったと感じています。
また、行政機関などの入札ではPマークの有無が入札要件に含まれることもありますから、そういった場面でもPマークがあると有利ですよね。
そして、弊社では名刺にPマークを掲載しているのですが、取引先とのご挨拶の際に「Pマーク持ってるんですね。」とお声がけいただくこともあります。
名刺やHPにPマークがあると社員の自信にも繋がりますし、取得してよかったと思います。
今後Pマークに期待することや要望はありますか?
今後、2年に1度の更新審査がありますが、その審査が形式的な確認作業をするだけのものにはならないでほしいですね。
更新審査が取得事業者の管理体制見直しの機会として有効に働き、より良い体制構築の役に立つような、意義がある存在であってほしいです。
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