「第60回宣伝会議賞中高生部門」のJIPDEC協賛企業賞が決定しました

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公開日：2023年3月13日

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お知らせ
お知らせ：2023年
「第60回宣伝会議賞中高生部門」のJIPDEC協賛企業賞が決定しました

JIPDECでは、日本最大の公募広告賞「第60回宣伝会議賞　中高生部門」へ協賛を行い、コンテストの課題を掲出しておりました。

この度、JIPDECによる協賛企業賞が決定いたしました。受賞されたのは豊島岡女子高等学校3年の坂本梨緒奈さんの作品です。プライバシーマーク推進センターからのコメントと合わせて、作品をご紹介いたします。また、惜しくも協賛企業賞とはなりませんでしたが、素晴らしい作品がたくさんありましたので、ご紹介いたします。

ご参加いただきましたみなさま、この度は、JIPDEC課題へ、たくさんのご応募をいただきまして、誠にありがとうございました。

受賞作品

●コメント：JIPDECプライバシーマーク推進センター普及促進グループリーダー　松延知矢子
この度は当協会の課題にご応募いただき、誠にありがとうございました。そして協賛企業賞の受賞、おめでとうございます。坂本様の作品を拝見して、今の中高生の皆さんはコロナ禍で入学をされ、もしかするとご友人の素顔をあまり見ることなく学校生活を過ごされた世代なのかと、ハッとさせられました。そのような皆さんのおかれた現状と、「個人情報」の問題をあわせて捉え、ストレートに問いかけて読む人に気づきを与える素晴らしい作品だと思います。
今回、初めて中高生部門に協賛しましたが、私たちにはない中高生らしい発想やアイデアを多くいただき、選考メンバー一同、楽しく拝見しました。皆さんには、これをきっかけに個人情報の大切さを知っていただき「プライバシーマークを確認しよう！」と思っていただけると大変嬉しく思います。
最後になりますが、ご応募いただいた皆様に心から御礼申し上げますとともに、今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。

その他の応募作品のご紹介

協賛企業賞の作品はもちろん、その他にも、たくさんのユニークな視点・面白い作品がたくさんありました。多くの作品の中から、気になるものをJIPDECの若手職員に選んでもらいました。コメントと共に一部の作品をご紹介します。

作品
「ふたりだけの、秘密だよ。」

学生時代に、友達に好きな人を明かした時の甘酸っぱい記憶が蘇る作品でした。誰もが言ったことのあるような言葉と、様々なサービスの中において個人情報の取扱いについて同意した上で自分の個人情報を渡すことが、どこか似ていて、「なるほど！」と思いました。秘密にしてほしいことは、信頼のおける相手にしか伝えてはいけないことが再認識できました。

作品
「オシャレして出かけたら、パジャマの柄がバレていた」

まさに、灯台下暗し！面白いと思いました。かわいらしい言葉が使われているので、一見クスっとなりますが、もし自分のプライベートな姿をいつの間にか誰かに知られていたら…と想像してみると怖いですね。また、「オシャレ」「パジャマ」の語感がよく、つい口に出したくなります。SNSに自撮り写真をあげることが当たり前な中高生にこそより刺さる、キャッチ—な作品だと感じました。

作品
「名前、OK。住所、OK。プライバシーマーク、OK？」

とてもわかりやすい！とまずは思いましたし、この作品を読んだとき、私には名前と住所とプライバシーマークに向かって指先確認をしている風景が浮かび上がりました。サービスなどを利用するとき、名前や住所などのわかりやすい個人情報を守ることは常識になっている中で、「自然とプライバシーマークの確認をすること」を、新常識にしてくれるような作品だと思います。

作品
「初めまして。わたくしプライバシーマークと申します。」

プライバシーマークをはじめて知る人にとっては、自己紹介をすることはとても大切だと思います。自己紹介のような表現をすることで、まずは、プライバシーマークの名称を知ってもらうというきっかけになるのではないでしょうか。自己紹介を通して、プライバシーマークを知ってもらうことが増えるといいなと思いました。

作品
「はい、バーリア！」

まずは、とにかく懐かしかった。まだこういう遊び、あるんですかね？ただ、バリアという言葉への、なんとも言えない憧れ感は、ずっと共通で、今の中高生にもあるのかもしれないな、と想像しました。中高生にとっては、いままで行ってきたような表現ではなく、この作品のようなシンプルで身近な言葉で伝えていくことこそが、"伝える"ということなんだろうなと身に沁みました。