「個人情報」って何だろう? 〜その1:あなたを特定できる情報〜

最初に、「個人情報」の定義について考えていきましょう。
「プライバシーマーク制度」の認定基準は「日本工業規格」(JIS)のうちの「JIS Q 15001」に基づいて運用されています。この規格では、「個人情報」を次のように定義しています。

『個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述などによって特定の個人を識別できるもの(他の情報と容易に照合することができ、それによって特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)。』

ちょっと難しいですね。

ここで重要なことは次の2つです。

1) 個人に関する情報であること
2) 特定の個人を識別できること

たとえば、「名前」で考えてみましょう。
経済産業省「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン」(平成20年2月改正)(注)にあるとおり、「本人の氏名」のみで「個人情報」となります。

また、姓(名字)だけでは誰かを特定できませんが、その姓(名字)に「○□△会社に勤務」「東京都○△区○△町△番地在住」などのプロフィール情報が加われば、その人が誰であるかを特定できます。つまり、「個人情報」となります。


(注)経済産業省「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対象とするガイドライン」(平成20年2月改正)では、「本人の氏名」のみで「個人情報となる」と明記しています。
詳しくは、経済産業省の関連資料をご参考ください。

歴史上の人物の「個人情報」は?

ちなみに、JIS Q 15001では「個人情報」の定義として、次のような解説もあります。

「『個人情報』には、死者の情報も含まれるが、歴史上の人物まで対象とするものではない」

さすがに歴史上の人物は対象外。聖徳太子や夏目漱石も対象となってしまったら、歴史的な事実に基づく小説やドラマなどは作れなくなってしまいますものね。

ページのトップへ戻る


「プライバシーマーク」「Pマーク」「プライバシーマーク制度」「Privacy Mark」「Privacy Mark System」は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会の登録商標(R)です。